ケータイサイトのリダイレクト回数制限について
“ケータイ”サイトを制作する際に気をつけないといけない事の一つに、携帯キャリア毎のリダイレクト回数制限があります。 よくどのキャリアが何回なのかを忘れてしまうので、改めてメモしておこうと思います。
尚、”ケータイ”サイトの作成全般で気をつけないといけない事については、以前の記事「“ケータイ”サイトを作成する前に知っておきたいこと (システム基盤編)」も参考にしてください。
各社共通サイトを作るなら・・・
キャリアを気にせずに今すぐ答えを知りたいという方のために先に書きますと、最大3回です。 4回以上のリダイレクト処理が走らないように実装するようにしてください。 これは各キャリアの中でも制限が一番強い SoftBank の制限です。 では、以下で各キャリアのそれぞれの回数についてみていきます。
docomo
auのリダイレクト制限回数は4回です。 5回目のリダイレクト処理でエラーが発生します。
この回数制限を超えると、端末には「無効なデータを受信しました」というアラートが表示されます。
au
auのリダイレクト制限回数は6回です。 7回目のリダイレクト処理でエラーが発生します。
この回数制限を超えると、端末には「このページへのアクセスは拒否されました」というアラートが表示されます。
SoftBank
Softbankのリダイレクト制限回数は3回です。(※一部の端末では異なる場合があります。 C型は2回?) 4回目のリダイレクト処理でエラーが発生します。
これは SoftBank のオフィシャルページの「FAQ (よくあるお問い合わせ)」に書かれています。 また、「ウェブコンテンツ開発ガイド[HTTP編]」の Location の項 にも書かれています。
この回数制限を超えると、端末には「このページは表示できません」「リダイレクトの制限回数を超えました」というアラートが表示されます。
まとめ
前述しましたが、まぁ、何はともあれ、最大リダイレクト回数は 3回 になるように実装してくださいということですね。