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IPv4枯渇問題

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IPv4の枯渇(こかつ)のニュースが報じられています。 IT関連のニュースサイトだけではなく、一般家庭が購読している新聞でも報じられている程です。この問題について、IPv4の在庫が無くなった02月04日前後のニュースサイトの記事をまとめます。

関連記事

2011.01.20 – カウントダウン開始!? IPv4の枯渇まであと12日
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/01/20/046/index.html

2011.01.31 – WebプログラマのためのIPv6入門
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tokusyuu/50v6/01.html

2011.02.01 – 【速報】IANAからAPNICへ、二つの/8ブロックが割り振られました
http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2011/20110201-01.html

2011.02.01 – 明日にも枯渇?IPv4がなくなったらどうなる?
http://ascii.jp/elem/000/000/585/585075/

2011.02.04 – IPv4アドレスの在庫枯渇に関して (IANAにおけるIPv4アドレスの在庫が無くなりました) http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/

感想

「IPv4が枯渇してIPv6に徐々に移行される」という事は何年も前から言われていたことなので知っていましたが、それもまだ先の事だと思っていた節もあり深く考えたことはありませんでしたが、なるほど、IPv4からIPv6移行の際にはこんなことが問題(課題)となってくるのかと実感が湧いてきました。

そうですね、全てのクライアント/サーバーが短期間で一気にIPv6に変わる訳ないですもんね(汗) 「この日を堺にIPv6です!」ということではないので、未来のとある日、朝起きると「はて? 1つエラーが発生しているな? 何かの偶然かな? 99%の処理は正常に動いているしなー。」という兆候から始まり、それは徐々に「あれ? なんかエラーの発生頻度が上がってないか?」と気付き始め、とある日にやっと「これはもしかしてIPv6が原因なのではないのか!」と気づくのではないかと思います。そうなってからでは、少数かもしれませんがエンドユーザーの信用を損ねているという事態になりかねません。

上記の記事に書いてある問題(課題)は、発生し得る問題の一部でしかないはずです。 IPv6の移行が本格的に始まるまでに、どのような問題が起きる得るのかを想定しておく必要がありそうですね。

著者 : OSCA

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個人として何か一つでも世の中の多くの人に使ってもらえるサービスを作ろうと日々奮闘中のエンジニア。 夜景好きのアマチュア写真家でもあります。
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