OSCA

手軽にiBeaconサービスを体験できるiOSアプリ

このエントリーをはてなブックマークに追加

iOS7の発表イベントにおいて iBeacon というキーワードが発表され、その後、徐々にその全貌が明らかになってきましたが、ビーコン自体の発売がされていないこともあり、2013年10月現在、市場で iBeacon が活発に使われるフェーズには至っていません。 現在は「うちの会社でも iBeacon を利用したサービスを作れないか?」と検討段階ではないでしょうか?

とは言え、てっとり早く「iBeaconとはどんなものなのか?」を実際に試してみたいと思いますよね。 試作アプリを作り終えるまで上司に具体的な話ができない等というのももどかしいです。

そこで! iBeacon の動作を試せるアプリがリリースされていますのでご紹介したいと思います。

Estimote Virtual Beacon

Estimote Virtual Beacon iBeaconの具体的なプロダクトとしていち早く登場した Estimote Beacon。 iBeacon イコール Estimote Beacon だと勘違いしている人も多いのではないでしょうか? その Estimote Beacon をバーチャル体験できるアプリがコレです。
使い方は、2台のiOSにこの Estimote Virtual Beacon をインストールし一方をビーコンの発信モードにすると、もう一方の端末で iBeacon のサービスを仮想体験できます。

Estimomote Virtual Beacon
https://itunes.apple.com/us/app/estimote-virtual-beacon/id686915066

Beacon Toolkit

Beacon Toolkit もう一つは「Beacon Toolkit」というアプリです。
利用する準備としては、「Beacon Toolkit」を2台のiOSデバイスにインストールします。
「Beacon Toolkit」のアプリを開き、一方(ビーコンの役割をさせたい方の端末)を「Broadcast」を選択。 更に一方を「Listen」を選択します。 すると、右図のように「Listen」としたアプリの画面に、「Broadcast」(ビーコン役)とした端末までの距離が表示されるというシンプルなものです。

Beacon Toolkit
https://itunes.apple.com/us/app/beacon-toolkit/id728479775

iBeaconを手軽に体験してみるために、まずは上記のアプリを試してみては如何でしょうか?

著者 : OSCA

OSCA

個人として何か一つでも世の中の多くの人に使ってもらえるサービスを作ろうと日々奮闘中のエンジニア。 夜景好きのアマチュア写真家でもあります。
Twitter : @oscaphoto
Facebook : OSCA