OSCAの技術ブログ

WEBエンジニアの技術ブログです。 日々の制作活動・業務の中で調査したことなどを記事にします。

MacBook Pro のキーボード/トラックパッドが効かなくなったので修理してもらった話

 僕は現在 MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) を利用しているのですが、新品で購入してから5ヶ月ほどでキーボードとトラックパッドが利用できない症状が発生しました。 しかし先程、Apple ストアに持ち込んで直してもらってきました。 同じ症状が発生する人がいるかも知れないというのと、いろいろ気づきがあったので、ここにその記録を残そうと思います。

症状

 MacBook Pro のキーボードとトラックパッドが効かなくなりました。 単純に効かないという訳ではなくて、MacBook Pro の傾きによって効かないという症状でした。

  • 平らな机の上なら効く
  • ソファなどに座って膝の上に置くと効かない
  • 寝転がってお腹の上に置いても効かない

 このように、常に机の上に置いて利用しないといけない状態になってしまいました。

修理内容

 先に原因から述べてしまうと、Appleストアの Genius 曰く、「キーボード・トラックパッドの配線が基盤から抜けかけているか接触不良を起こしているかもしれない」とのことでした。 ストアに行くのに際して、ハードウェア故障なので「しばらく MacBook Pro を預けて修理をしてもらう必要があるだろう」と預ける覚悟をしていたのですが、なんと「10分待ってくれれば、配線を基盤に挿し直してあげるよ」と Genius が言ってくれました! Appleストア内で修理できるとは思っていなかったので驚きました! 「もちろん待つよ!」と伝えると Genius がパソコンを裏に持っていって、10分も待たない内に修理して戻ってきてくれました。 (店内に人がたくさんいるのにも関わらず)いろいろな姿勢で MacBook Pro を使ってみて、どんな姿勢でもキーボードが反応することを確認しました。 Thank you, Genius!! (無料でした!)

経緯の記録

 故障発生から今日までの事で共有したい事を残します。

Genius は予約が必要

 実は一度、Apple銀座に直接行ったのですが Genius は数日先まで予約で一杯だという事で相談することができませんでした。 Appleのホームページから Genius の空き状況を確認できる事を教えてもらい見てみると、都内のAppleストアの Genius はどこも数日先まで予約が一杯でした。 特に銀座は一番長く、3日くらい先まで空いていませんでした。 この点は注意が必要です。

保証書がない

 一般的な家電の感覚で「保証書を持っていけば良いのだろう」と考えて、保証書を探しました。 僕は Apple 製品は箱は捨てずに説明書を箱にいれたまま保管するタイプの人間なので、すぐに保証書は見つかるだろうと心配していなかったのですが、箱をあけてみると保証書がありませんでした! あれ?! 調べてみると Apple の「よくあるご質問」にある通り、最近の Apple 製品には保証書が付いていないようです。 これは全く気づいていませんでした。 逆に、Apple製品を購入した記録をしっかりと管理しておく必要があるということなので、今後注意しようと思いました。

Apple正規サービスプロバイダに預けてはどうか?

 Apple ストアの Genius が予約で一杯だったので、例えば家電量販店(ビックカメラなど)の Apple正規サービスプロバイダの修理窓口に持っていくという選択肢もあるとは考えました。 結局は持っていかなかったのですが、次のようなことがあるのでは無いかと推測したからです。

  • 上記の通り、Apple製品には保証書がないので、持っていった家電店の店員が不勉強でそれを知らなかったら面倒だなと勝手に思った。 (実際にそうなるかは分かりませんが…)
  • 実は簡単な原因なのに(実際に簡単な原因だった)、預ける修理が必要になったら嫌だと思った。 (家電量販店にMacを修理できる人は絶対にいないだろうと思った)

 以上のことから、予約をして Genius に頼ることにしました。 後者に関しては、推測がほぼ当たっていると思います。

修理後のセットアップ

 修理後に MacBook Pro を起動すると、時計が狂っていました。 (たしか)01月01日 00:00になっていました。 キーボード/トラックバッドのパーツとシステム時計の関係性は不明ですが、時計の再設定が必要でした。 ちなみに時計が狂っていることに気づいたのは、Chrome を立ち上げた時に Chrome が「時計が狂ってるぞ!」と警告を表示したからです。 Chrome がそんなところを監視しているとは思いませんでした。 Google のクラウドの同期とかの理由でしょうか? SSL関連でしょうか?

おわりに

 ということで、自宅のソファで MacBook Pro が使える環境が戻りました! 同じ症状の方がいましたら、是非 Apple ストアの Genius に相談されると良いと思います。

OSCA

初級WEBプログラマー。 Java, PHP を利用したアプリケーションを開発しています。 写真も好きで一眼レフを持って散歩するのが好き。

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